楽天のラ・クーポン(RaCoupon)有料化によるクーポン発行への影響について

楽天のラ・クーポン有料化による影響について EC

楽天のラ・クーポンシステムの無料キャンペーンが3月末をもって終了し、有料化されることになりました。もうすぐですね。
さて、ラ・クーポンが有料化になるとどう変わってしまうのでしょうか?

ラ・クーポン有料化の変更点

れまでのラ・クーポンは発行・ユーザーの利用に料金はかかりませんでした。
しかし、これからはユーザーがショップクーポンを利用した場合、1か月の利用枚数が51枚目から、利用枚数に応じて1枚50円(税抜)の利用料が発生いたします。
ここで注意したいのが、クーポンを発行(登録)するたびに料金が発生するのではなく、ユーザーがショップクーポンを利用した場合に発生するということです。

例)
1か月のショップクーポン発行枚数が300枚、そのうち利用枚数が50枚だった場合
利用枚数(50枚)-無料枚数(50枚)=0円

1か月のショップクーポン発行枚数が500枚、そのうち利用枚数が100枚だった場合
(利用枚数(150枚)-無料枚数(50枚))×利用料(50円)=5,000円(税抜)

※クーポン利用の注文がキャンされるされた場合、クーポンが利用された受注の翌月末まではキャンセルを反映し、システム利用料は発生しません。

レビュー施策としてクーポンをプレゼントしていた店舗様への影響は?

これまでレビュー施策として、レビューを投稿していただいた方にクーポンをプレゼントしていた店舗様にとっては、51枚以上クーポンを利用された場合のコストが増加します。
クーポンの利用が1か月に50枚以下の店舗様は、そのままクーポンでのレビュー施策を続けてもこれまでと代わりありませんが、クーポン利用率が高い店舗様には影響が大きいですね。

クーポン利用率が高い店舗様はクーポンからプレゼント品に切り替えるのも手段の1つかと思います。しかし、プレゼントの梱包・発送作業や送料が発生しますので、切り替える際はどのくらいコストが掛かるのか確認しておきましょう。

まとめ

ラ・クーポンが有料化されると、クーポンの発行枚数ではなく、利用枚数で料金が発生します。
なお、クーポン利用枚数50枚までは無料で利用できるようです。

購入者側としては、ラ・クーポンが有料化されてしまうと、クーポン利用率が高い店舗様では、クーポンの発行が減ってしまうのではないかと心配です。
レビューのお礼として、クーポンまたはプレゼントから選べると嬉しいですね。

タイトルとURLをコピーしました